幌加内岩体(読み)ほろかないがんたい

最新 地学事典 「幌加内岩体」の解説

ほろかないがんたい
幌加内岩体

Horokanai ophiolite body

北海道中央部,旭川市の北西約30km, 神居古潭(かむいこたん)構造帯のオフィオライト岩体。オフィオライト層序がよく研究されている東ブロックは東西約6km, 南北約20kmで,東は白亜系蝦夷層群と断層で接し,西は神居古潭変成岩類に衝上断層で接する。岩体は下位から上位に向けて,最下部にハルツバージャイト,その上にダナイト・輝岩からなる蛇紋岩化したかんらん岩,粗~細粒斑れい岩から変成した角閃岩・縞状角閃岩,塊状溶岩・枕状溶岩・ハイアロクラスタイトの変玄武岩類からなり,最上部に火山源砕屑岩と,赤色・緑色塊状チャートを伴う。変成作用は下部の角閃石グラニュライト相から上位に向かって,緑色片岩相,ぶどう石-パンペリー石相と低くなる。参考文献:石塚英男(1980) 地質雑,Vol.86

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