幡井神社(読み)はたいじんじや

日本歴史地名大系 「幡井神社」の解説

幡井神社
はたいじんじや

[現在地名]青谷町絹見

絹見きぬみ集落の西方、絹見盆地の南部に張出した尾根北端に位置する。天照大神・栲幡千千姫命などを祀り、旧村社。「延喜式」神名帳記載の気多けた郡の同名社に比定される。社伝によると、宝亀三年(七七二)勧請で、その後社地を三度転じ、寛政九年(一七九七)現在地に移ったという。また古くは西に接する伯耆国河村かわむら笏賀くつか(現泊村)の産土神であったが、のちに絹見一村の産土神となったともいう(「県神社誌」など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android