精選版 日本国語大辞典 「幡然」の意味・読み・例文・類語
はん‐ぜん【幡然】
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 さらりと変わるさま。心をひるがえすさま。翻然。
- [初出の実例]「幡然少自慰藉曰、余窃瞻下子之有上レ志二於学一也」(出典:峨眉鴉臭集(1415頃)贈柳南江適越序)
- 「伊尹は道の行はるることを知りて、幡然として前言を改て」(出典:孟子俚諺鈔(1699)三)
- [その他の文献]〔孟子‐万章上〕
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...