幡然(読み)はんぜん

精選版 日本国語大辞典 「幡然」の意味・読み・例文・類語

はん‐ぜん【幡然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 さらりと変わるさま。心をひるがえすさま。翻然。
    1. [初出の実例]「幡然少自慰藉曰、余窃瞻子之有上レ於学也」(出典:峨眉鴉臭集(1415頃)贈柳南江適越序)
    2. 「伊尹は道の行はるることを知りて、幡然として前言を改て」(出典:孟子俚諺鈔(1699)三)
    3. [その他の文献]〔孟子‐万章上〕

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普及版 字通 「幡然」の読み・字形・画数・意味

【幡然】はんぜん

翻然。変化するさま。〔孟子、万章上〕伊尹(いゐん)、(いうしん)の野にし、堯・を樂しむ。~湯、三たびきて之れを聘(へい)せしむ、にして幡然として改めて曰く、~吾(われ)豈に是の君をして、堯・の君爲(た)らしむるに(し)かんや。

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