幣殿(読み)ヘイデン

精選版 日本国語大辞典 「幣殿」の意味・読み・例文・類語

へい‐でん【幣殿】

  1. 〘 名詞 〙 参詣の人が、幣帛(へいはく)献上物をささげる社殿。拝殿と本殿との中間にある。
    1. [初出の実例]「大宮〈略〉幣殿一院」(出典:皇太神宮儀式帳(804))

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世界大百科事典(旧版)内の幣殿の言及

【神社建築】より

…すなわち現状のように柱が梁や桁を受けるのではなく,柱は床の高さまででその上に床をつくり,床桁の上に板を組み合わせて壁をつくる形式であった。いま内宮,外宮を通じて,この板倉形式を残すのは外宮御饌殿(みけでん)だけであるが,中世以前においては宝殿のほか幣殿,御倉,別宮正殿など,つまり内宮・外宮正殿に次ぐ主要社殿の多くが板倉であった可能性が大きい。この板倉形式の社殿こそ内宮・外宮正殿の形式が生まれる前の姿を示すものであり,かつそれが前述した土器や銅鐸などに描かれた高床の建物とつながることになる。…

※「幣殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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