幣舞橋(読み)ぬさまいばし

日本歴史地名大系 「幣舞橋」の解説

幣舞橋
ぬさまいばし

釧路川に架かる橋。北海道三大名橋の一つ。幣舞町・南大通みなみおおどおりなどと北大通一丁目を結び、国道三八号と国道四四号の接点にあたる。明治二二年(一八八九)九月釧路郡長の勧めで釧路の愛北物産会社が釧路川に橋長一二〇間・幅員二間の木橋を架設(工費約二千五〇〇円)、この愛北あいほく橋は道内一の長橋で、有料橋。同三一年老朽化により落橋(新釧路市史)。同三三年国費で長さ一三〇間・幅一四尺の木橋が架設、幣舞橋とされた。同四二年長さ一三〇間、幅二・五間に架替え、大正四年(一九一五)長さ一二〇間・幅二四尺に架替えた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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