平井晴二郎(読み)ヒライ セイジロウ

20世紀日本人名事典 「平井晴二郎」の解説

平井 晴二郎
ヒライ セイジロウ

明治・大正期の土木工学者 鉄道院副総裁;貴院議員。 水道設計の先駆者。



生年
安政3年10月16日(1856年)

没年
大正15(1926)年6月29日

出生地
加賀国金沢(石川県)

学歴〔年〕
レンセラー大学(米国)〔明治11年〕卒

学位〔年〕
工学博士

経歴
平井貞三の2男として生まれる。東京開成学校在学中の明治8年、第1回文部省留学生として渡米し土木工学を学ぶ。帰国後、北海道を中心に各地で鉄道敷設工事を担当。のち鉄道技監などを経て、40年帝国鉄道庁総裁、のち鉄道院副総裁。41年貴族院議員。日本人として初めて水道の設計に当たったことで知られ、22年函館に、24年長崎に水道を完成させた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平井晴二郎」の解説

平井晴二郎 ひらい-せいじろう

1856-1926 明治-大正時代官僚,鉄道技術者。
安政3年10月16日生まれ。東京開成学校在学中の明治8年,第1回文部省留学生として渡米。帰国後,北海道の鉄道敷設工事にしたがう。のち鉄道技監,帝国鉄道庁総裁,貴族院議員。大正15年6月29日死去。71歳。加賀(石川県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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