平字(読み)ヒョウジ

デジタル大辞泉 「平字」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐じ〔ヒヤウ‐〕【平字】

平声ひょうしょうの韻に属する漢字。⇔仄字そくじ

ひら‐じ【平字】

普通の活字より縦を短くした扁平な活字。ひらもじ。

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精選版 日本国語大辞典 「平字」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐じヒャウ‥【平字】

  1. 〘 名詞 〙 平声(ひょうしょう)の韻に属する漢字。⇔仄字(そくじ)。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「をのをの平字(ヘウジ)置座仄字をおく座、きはまり有」(出典男重宝記(元祿六年)(1693)二)

ひら‐じ【平字】

  1. 〘 名詞 〙 普通の活字よりも縦の短い扁平な活字。ひらもじ。〔造本印刷(1948)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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