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平宗実 たいらの むねざね

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

平宗実 たいらの-むねざね

?-? 平安時代後期の官吏。
平重盛の子。大炊御門経宗(おおいみかど-つねむね)の養子。従五位上,土佐守。文治(ぶんじ)元年(1185)平氏残党として捕らえられたが,ゆるされた。「平家物語」によれば,源氏に気がねした経宗に追いだされ,東大寺の重源(ちょうげん)のもとで出家して生蓮房と称し,のちよびだされて鎌倉におもむく途中断食して死去したという。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

平宗実

没年:建久7(1196)
生年:安元1(1175)
平安末期の武士。重盛の子であったが,藤原経宗の養子となり,その知行国の常陸,土佐の受領となる。文治1(1185)年平氏の滅亡ののちに捕らえられたものの,経宗の嘆願で罪を免れて重源のもとで出家。東大寺を経て,高野山の蓮華谷に遁世し,生蓮坊と称した。しかし建久7(1196)年に平氏残党の伊賀知忠が京都守護一条能保を襲おうとした事件で,鎌倉に呼び出される途中,断食死した。

(五味文彦)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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