平戸大橋(読み)ひらどおおはし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「平戸大橋」の意味・わかりやすい解説

平戸大橋
ひらどおおはし

長崎県平戸島と本土をつなぐ大橋。本土側の永田(ながた)から島側の南竜(なんりゅう)崎を結ぶ大橋で、1973年(昭和48)3月起工し、1977年4月、56億円の工費をかけて完成した。全長665メートルの吊橋(つりばし)。桁(けた)下高は高潮位上30メートルで約3000トン級の船舶航行可能である。朱色に彩られた橋脚平戸瀬戸潮流があるいは緩慢にあるいは激流をなして洗う景観は印象的である。

[石井泰義]


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事典・日本の観光資源 「平戸大橋」の解説

平戸大橋

(長崎県平戸市)
長崎県新観光百選指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

世界大百科事典(旧版)内の平戸大橋の言及

【田平[町]】より

…北松浦半島の北西端に位置し,東は松浦市に接し,北は玄界灘に臨む。西には平戸大橋(1977完成)があり,対岸の平戸島と結ばれる。松浦鉄道線たびら平戸口駅周辺が中心集落で,国道204号線が通る。…

【平戸[市]】より

…すぐれた自然景観とキリシタン遺跡により市の一部は西海国立公園に指定されている。1977年には対岸の北松浦郡田平((たびら))町との間の平戸瀬戸に平戸大橋が架けられ,国立公園の北の玄関口として多くの観光客が訪れる。国道383号線が島内を南北に縦断し,松浦鉄道たびら平戸口駅(田平町)からバスが通じる。…

※「平戸大橋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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