ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「平極法」の意味・わかりやすい解説 平極法へいきょくほうflat poler method 世界全図に用いる地図投影法において,高緯度地方の地図のひずみを少くする目的で,点の両極を線分または曲線弧に変える方法。エケルト図法が最初の例である。 1949年にドイツの K.ワグネルが,一般的な方法として,既存の地図投影法の計算式に任意定数を挿入することを考案し,サンソン図法,ハンメル図法,モルワイデ図法などについて具体的な形状を発表した。そのうち,ハンメル図法を平極法で変換したものをワグネル図法という。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by