平田延胤(読み)ひらた のぶたね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「平田延胤」の解説

平田延胤 ひらた-のぶたね

1828-1872 幕末-明治時代の国学者
文政11年9月生まれ。平田銕胤(かねたね)の長男出羽(でわ)久保田藩(秋田県)藩士。父に国学,神道学を,山国兵部兵学をまなぶ。幕末,藩内の尊王運動の理論的指導者となる。維新後は神祇権大祐(じんぎごんのたいじょう),宣教判官,明治天皇侍講などをつとめた。明治5年1月24日死去。45歳。通称は延太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android