平縁(読み)ヒラブチ

デジタル大辞泉 「平縁」の意味・読み・例文・類語

ひら‐ぶち【平縁】

天井板下見板などに用いる、断面長方形の平たい押し縁。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「平縁」の意味・読み・例文・類語

ひら‐ぶち【平縁】

  1. 〘 名詞 〙 断面が長方形で、長手の方を板に打ちつける細い材。天井下見に用いる。
    1. [初出の実例]「本舞台三間の常足の二重、後ろへ平縁(ヒラブチ)の附物(つけもの)」(出典:歌舞伎・月梅薫朧夜(花井お梅)(1888)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android