岩石学辞典 「平衡断面」の解説 平衡断面 浸食作用と堆積作用が釣り合った時の地表の輪郭[Twenhofel : 1939].大陸の河川の縦断面は上流ほど次第に急傾斜となり,下流ほど緩傾斜で,河口付近では水平に近く,海面に対してほぼ漸近線を示すことが多い.このような河川の縦断面は一つの安定した曲線で,全体として平衡状態の河川断面として理解されており,これを平衡断面という[木村ほか : 1973]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報