日本歴史地名大系 「平西貝塚」の解説 平西貝塚ぴにしいかいづか 沖縄県:八重山諸島竹富町平西村平西貝塚[現在地名]竹富町古見後良(しーら)川河口沖合、古見(こみ)集落の北東約五〇〇メートルの海上に位置する平西(ぴにしい)島(無人島)にある。島には干潮時には歩いて渡れる。一五―一六世紀頃のグスク時代の集落遺跡で、周囲約六〇〇メートルの島全域に及ぶ。県指定史跡。遺物は島の西側と南側に多いが、周辺海岸にも散布している。後良川河口右岸には同時期の古見赤石崎(こみあかいしざき)遺跡があり、当遺跡とは海を隔てて向合うかたちとなる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by