平野屋町(読み)ひらのやまち

日本歴史地名大系 「平野屋町」の解説

平野屋町
ひらのやまち

[現在地名]舞鶴市字平野屋

本町ほんまちの北に位置する南北に長い町。町の中央を南北に平野屋通、東西上横町かみよこまち通・下横町通が通る。細川氏の田辺たなべ築城に際して町屋として最初に開かれた町の一(旧語集)田辺御城図(成立年代は不詳だが細川氏時代を描くとされる。「田辺旧記」所収)ではこの辺りは単に「御城下町」と記される。享保(一七一六―三六)頃写された丹後国田辺之図(杉本隆司家蔵)によれば南北一五八間、幅三間。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 本町

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android