年少人口(読み)ネンショウジンコウ

デジタル大辞泉 「年少人口」の意味・読み・例文・類語

ねんしょう‐じんこう〔ネンセウ‐〕【年少人口】

人口統計で、0歳から14歳までの人口。→従属人口

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百科事典マイペディア 「年少人口」の意味・わかりやすい解説

年少人口【ねんしょうじんこう】

老年人口に対し,15歳未満の人口。発展途上国ではこの数値が高く,逆に先進国では低くなる傾向がある。年少人口の減少は,20年30年先を見据えた持続的な国家繁栄の妨げになると考えられており,様々な対策が求められているがいずれの国々も抜本的な解決策は見出せていない。
→関連項目人口老齢化生産年齢人口

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世界大百科事典(旧版)内の年少人口の言及

【年齢構造・男女別構造】より

…ソ連86.2(1973),東ドイツ87.9(1979)のように90を割るような低い国もあるが,今日,多くの文明諸国では100を若干下回り,発展途上諸国の多くは100より若干高くなっている。 年齢構造で注目すべきことは,年少人口(0~14歳),生産年齢人口(15~64歳),老年人口(65歳以上)の構成が,国によって,また社会経済発展の段階によって著しく異なっていることである。65歳以上人口が全人口に占める老年人口比率でみると,発展途上の多くの諸国では4%前後と著しく低いのに対して,先進工業諸国ではだいたい10%から16%という高い水準を示している。…

※「年少人口」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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