年金額改定の新ルール

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年金額改定の新ルール

国民年金厚生年金の支給額は、物価現役世代賃金変動を踏まえて毎年度改定される。現行の改定ルールでは高齢者の暮らしに影響が大きい物価を重視しているが、2021年度からは保険料の支払いで制度を支えている現役世代の負担に考慮して賃金を重視するよう見直す。これまでは賃金が下がっても物価が上がれば支給額は据え置かれていたが、新ルールでは賃金に合わせて減額される。デフレ下で物価より賃金が下落した場合も、これまでより引き下げ幅が大きくなる。

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