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幻惑迷彩 げんわくめいさいdazzle camouflage

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知恵蔵miniの解説

幻惑迷彩

第1次世界大戦でドイツの潜水艦「Uボート」の攻撃を回避するため、英国海軍が開発した船体の塗装手法。英海軍に所属していた画家のノーマン・ウィルキンソンが1917年に考案したもので、Uボートによる攻撃に対し、迷彩による目の錯覚を利用して船の速度や方向を分かりにくくし、魚雷の照準を狂わせることを狙ったもの。この塗装手法は後に米海軍にも採用され、第2次大戦の途中まで使用された。白い船体に黒いストライプを施すなど、目の錯覚を起こすような、様々な幾何学模様を用いるのが代表的な図案である。目の錯覚を意図的に取り入れたデザイン現代美術に影響を与えたと言われている。2014年8月、英の港町リバプールで行われた芸術祭で幻惑迷彩が再現され、話題を呼んだ。

(2014-8-6)

出典|朝日新聞出版
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