幽情(読み)ゆうじょう

精選版 日本国語大辞典 「幽情」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐じょうイウジャウ【幽情】

  1. 〘 名詞 〙 深い心情。深い情思
    1. [初出の実例]「原夫歌者、所以感鬼神之幽情、慰天人之恋心者也」(出典歌経標式(772))
    2. [その他の文献]〔班固‐西都賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽情」の読み・字形・画数・意味

【幽情】ゆうじよう(いうじやう)

高雅な心情。晋・王羲之〔蘭亭集の序〕絲竹管弦のんなる無しと雖も、一觴一詠、亦た以て幽を暢敍(ちやうじよ)するに足る。

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