幽禽(読み)ゆうきん

精選版 日本国語大辞典 「幽禽」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐きんイウ‥【幽禽】

  1. 〘 名詞 〙 奥深い静かな所にすむ鳥。幽鳥
    1. [初出の実例]「林間深掩旧禅扉、幽禽似真如理」(出典:雲壑猿吟(1429頃)吊亡得理字)
    2. [その他の文献]〔姚合‐遊宣義池亭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「幽禽」の読み・字形・画数・意味

【幽禽】ゆう(いう)きん

山の奥深くにいる鳥。宋・陸游西村〕詩 林、風はる幽禽の語 壞壁、す、の痕 一首詩、今夕に記さん 細雲新昏に耿(あか)し

字通「幽」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む