幾望(読み)キボウ

デジタル大辞泉 「幾望」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう〔‐バウ〕【幾望】

ほとん満月に近い意》陰暦14日の夜。また、その夜の月。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幾望」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼう‥バウ【幾望】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「幾」はほとんど、「望」は満月の意 ) 満月に近い夜。陰暦一三日、一四日の夜。また、その夜の月。
    1. [初出の実例]「幾望 十三四日也。出易経」(出典和爾雅(1688)一)
    2. 「此夜月まどかなり、思ふに旧七月の幾望なるべし」(出典:断腸亭日乗〈永井荷風〉昭和二〇年(1945)八月二一日)
    3. [その他の文献]〔易経‐小畜〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む