事典 日本の地域ブランド・名産品 「広島はっさく」の解説
広島はっさく[果樹類]
ひろしまはっさく
広島県産のはっさく。尾道市因島の恵日山浄土寺で、江戸時代末期の1860(万延元)年頃発見された。旧暦8月1日の八朔の頃から食べられるとして、八朔(はっさく)と命名された。明治時代以降、はっさくは因島を中心に広島県内で増殖。戦後に全国へ広がった。広島県のはっさくは、瀬戸内の温暖で雨の少ない気候によって育まれる。2007(平成19)年1月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5016426号。地域団体商標の権利者は、広島県果実農業協同組合連合会。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報