広島花崗岩類(読み)ひろしまかこうがんるい

最新 地学事典 「広島花崗岩類」の解説

ひろしまかこうがんるい
広島花崗岩類

Hiroshima granites

山口県東部から広島県を経て岡山県にいたる白亜紀~古第三紀のバソリス状花崗岩体の総称。一部は島根県に続く。広島型花崗岩とも呼ばれる。当初は西南日本内帯の花崗岩区分における山陽帯において,その南半分を占めるとされ,塊状の岩相と浅所貫入の特徴により領家花崗岩(片状,深所貫入)と区別された。優白~桃色の中~粗粒黒雲母花崗岩を主とし,しばしばホルンブレンドを含む。各所ペグマタイトアプライトを伴う。石英閃緑岩~斑れい岩の小岩体が稀に産し,境界部に混成岩も見られる。古生層・ジュラ紀付加体・高田流紋岩類などに貫入して細粒周縁相が発達。チタン鉄鉱系に属し,タングステン鉱床を胚胎することがある。岩体中央部ではジルコンのU-Pb年代で約87Ma。一方,岩国地域では同年代法で約105~95Maを示し,領家花崗岩と活動時期が重なる。参考文献S. Ishihara et al.(2016)Bull. Geol. Surv. Jap,,Vol. 67: 41

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 亀井 山田

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む