日本歴史地名大系 「広栗村」の解説 広栗村ひろぐりむら 石川県：珠洲市広栗村[現在地名]珠洲市若山町広栗（わかやままちひろぐり）出田（すつた）村の東、若山川左岸にある。垣内は山岸（やまぎし）と川辺（かわべり）。正保郷帳に村名がみえ、高三四九石余、田二〇町七反余・畑二町五反余。寛文一〇年（一六七〇）の村御印の草高三八〇石、免四ツ八歩、小物成は山役一一九匁、鳥役二匁（出来）、なお敷借本米・利足は一七石余であった（三箇国高物成帳）。同一一年の品々帳写（恒元文書）によれば、百姓二二人のうち持高四四石余の彦兵衛・兵右衛門が最高で、肝煎与三兵衛の持高は三一石余。文政八年（一八二五）の組付覚帳（桜井文書）では定納口米は地方一二二石余・浜方八〇石余、春秋夫銀は地方一五四匁余・浜方一〇〇匁余、百姓数三一・頭振数三。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
