広瀬・池ノ上窯跡群(読み)ひろせ・いけのかみようせきぐん

日本歴史地名大系 「広瀬・池ノ上窯跡群」の解説

広瀬・池ノ上窯跡群
ひろせ・いけのかみようせきぐん

[現在地名]武生市広瀬町・池ノ上町

武生市南西部、広瀬・池ノ上・野中のなか白崎しらさきにかけての丘陵地帯に三〇余基の窯跡が分布する。大部分須恵器窯で、第一期(古墳時代末―大化改新)、第二期(奈良時代)、第三期(奈良末―平安時代)に分けられる。

広瀬・池ノ上窯跡群には二〇基前後が分布し、広瀬一―五号窯は第一期、広瀬一〇号・一三―一七号窯、池ノ上一・二号窯、片山かたやま窯などは第二期のものである。坏・高坏・平瓶・壺・甕などが出土し、広瀬一三号窯や片山窯では軒丸瓦・平瓦が出土。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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