底止(読み)テイシ

デジタル大辞泉 「底止」の意味・読み・例文・類語

てい‐し【底止】

[名](スル)行きつくところまで行って止まること。
甲論乙駁、きょう此頃に至るまでも、曽て―する所を知らず」〈逍遥小説神髄

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精選版 日本国語大辞典 「底止」の意味・読み・例文・類語

てい‐し【底止】

  1. 〘 名詞 〙 行きつく所まで行きついて止まること。終わること。やむこと。終止。底至。
    1. [初出の実例]「駸駸日上、亦何以能定其所底止也」(出典:徂徠集(1735‐40)八・水足氏父子詩巻序)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・祈父〕

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普及版 字通 「底止」の読み・字形・画数・意味

【底止】ていし

いたる。〔詩、小雅祈父(きほ)よ 予(われ)は王の爪士なるに 胡(なん)ぞ予を恤(じゆつ)に轉じ 底止する靡(な)からしむる

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