店商い(読み)タナアキナイ

デジタル大辞泉 「店商い」の意味・読み・例文・類語

たな‐あきない〔‐あきなひ〕【店商い/棚商い】

店を構えて商売すること。店売り。みせあきない。
「―に掛けはかたくせぬ事なれども」〈浮・一代女・四〉

みせ‐あきない〔‐あきなひ〕【店商い/見世商い】

店を張って商売をすること。

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精選版 日本国語大辞典 「店商い」の意味・読み・例文・類語

たな‐あきない‥あきなひ【店商・棚商】

  1. 〘 名詞 〙 暖簾(のれん)をかかげた商店品物を売ること。店を構えて商売すること。みせあきない。店売り。
    1. [初出の実例]「棚商(タナアキナヒ)に掛(かけ)はかたくせぬ事なれども」(出典浮世草子好色一代女(1686)四)

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