座敷踊(読み)ザシキオドリ

デジタル大辞泉 「座敷踊」の意味・読み・例文・類語

ざしき‐おどり〔‐をどり〕【座敷踊(り)】

酒宴の席などでおどる踊り
大坂新町で、8月朔日から15日まで揚屋あげや大座敷で行った遊女総踊り
「―の仕舞しまひ、乱れ姿の暮れ方」〈浮・一代男・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「座敷踊」の意味・読み・例文・類語

ざしき‐おどり ‥をどり【座敷踊】

〘名〙 酒宴の席などで踊るおどり。また、遊里で、揚屋の大座敷などで大勢の遊女の踊るおどり。
※俳諧・尾陽鳴海俳諧喚続集(1679)「老らくやお町に誰有余情の露〈盛菅〉 座敷おどりは水いらずにて〈家治〉」

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