座敷踊(読み)ザシキオドリ

デジタル大辞泉 「座敷踊」の意味・読み・例文・類語

ざしき‐おどり〔‐をどり〕【座敷踊(り)】

酒宴の席などでおどる踊り
大坂新町で、8月朔日から15日まで揚屋あげや大座敷で行った遊女総踊り
「―の仕舞しまひ、乱れ姿の暮れ方」〈浮・一代男・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「座敷踊」の意味・読み・例文・類語

ざしき‐おどり‥をどり【座敷踊】

  1. 〘 名詞 〙 酒宴の席などで踊るおどり。また、遊里で、揚屋の大座敷などで大勢の遊女の踊るおどり。
    1. [初出の実例]「老らくやお町に誰有余情の露〈盛菅〉 座敷おどりは水いらずにて〈家治〉」(出典:俳諧・尾陽鳴海俳諧喚続集(1679))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android