座敷飾り(読み)ざしきかざり

家とインテリアの用語がわかる辞典 「座敷飾り」の解説

ざしきかざり【座敷飾り】

書院造りの主室に作り付けられた床の間違い棚付け書院帳台構えなどの総称。また、そこに飾られた物。掛け軸・燭台(しょくだい)・香炉花瓶などがその要素になり、付け書院には硯(すずり)・筆・文鎮など、違い棚には茶わんや茶入れなどを置くことが多い。現存する最古例は京都の慈照寺銀閣)東求堂の同仁斎(どうじんさい)。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android