コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

付け書院 つけしょいん

1件 の用語解説(付け書院の意味・用語解説を検索)

家とインテリアの用語がわかる辞典の解説

つけしょいん【付け書院】

書院造り座敷飾りの一つ。座敷から外に張り出した部分を設け、座り机ほどの高さに棚板を取り付けて、その前面に明かり障子を入れたもの。棚には硯(すずり)・筆・文鎮などの文房具を飾った。◇鎌倉時代、「書院」と呼ばれる寺院の私的な居間兼書斎とされた部屋に同様のものが設けられるようになり、これは実際の読み書きに用いたもので、「出文机(いだしふづくえ/だしふづくえ)」といった。次第にこの出文机を「書院」というようになり、書院造りに取り入れられ、座敷飾りの一部となった。出文机は甲板の下が空いて脚が入るようになっているが、付け書院では板でふさがれているか、地袋とよばれる戸棚になっていることが多い。後にこれが簡略化され、床の間の横の、縁がある側の壁などに、張り出しや棚を設けずに明かり障子を取り付けたものができ、これを「平書院」と呼んだのに対し、本来の形の書院を「付け書院」といった。

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

付け書院の関連キーワード奥書院表書院座敷着地袋主殿造り広間付書院座敷飾り違棚座敷飾

今日のキーワード

アレルギー

語源はギリシャ語。「変わった(変えられた)働き」です。関係しているのは、人間の免疫システム。免疫は本来、人の体を守る仕組みですが、ときに過剰反応し、不快な症状を引き起こすことがあります。それがアレルギ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

付け書院の関連情報