帳台構え(読み)チョウダイガマエ

デジタル大辞泉 「帳台構え」の意味・読み・例文・類語

ちょうだい‐がまえ〔チヤウダイがまへ〕【帳台構え】

書院造り上段側面などに設けた部屋飾りの一。畳より一段高くかまちを置き、鴨居かもい長押なげしより低く取り付け、引き分け戸または引き戸ふすまを設けたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 長押 書院 座敷

家とインテリアの用語がわかる辞典 「帳台構え」の解説

ちょうだいがまえ【帳台構え】

書院造り座敷飾り一つで、鴨居を低く、敷居を高くして丈の低い豪華な襖(ふすま)を立てたもの。典型的なものでは、正面奥に床の間違い棚を作り、縁のある側(床の間に向かって左側であることが多い)に付け書院を、その反対側にこれを設ける。◇「帳台」と呼ばれた寝室入り口を装飾化したものと考えられている。「納戸構え」ともいう。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android