庭中言上(読み)ていちゅうごんじょう

精選版 日本国語大辞典 「庭中言上」の意味・読み・例文・類語

ていちゅう‐ごんじょう ‥ゴンジャウ【庭中言上】

〘名〙 鎌倉・室町時代、訴人庭中④⑤をするとき、裁判所などに出頭して口頭で訴えること。また、庭中申状にその趣旨を記すときに用いる文言
吾妻鏡‐建保四年(1216)一〇月五日「将軍家令諸人庭中言上事給」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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