庭田郷(読み)にわたごう

日本歴史地名大系 「庭田郷」の解説

庭田郷
にわたごう

鎌倉末期には智積ちしやく御厨のうちに含まれる。「神鳳鈔」には「外宮庭田御厨三石」が出るが、庭田郷にあったのであろうか。元応二年(一三二〇)七月一日の藤原公行譲状(「綸旨口宣院宣等写」書陵部蔵)によれば、当郷は冷泉局より公行が譲られ、その死後は故中将入道(公行の弟左中将公重)に譲ることとなっていた。公重は早世したため、その息子「大納言あさり了覚」に小林こばやし郷とともに譲られた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む