康克清(読み)こうこくせい

精選版 日本国語大辞典 「康克清」の意味・読み・例文・類語

こう‐こくせいカウ‥【康克清】

  1. 中国婦人社会運動家。朱徳夫人。一九三一年共産党に入党。紅軍士官学校で学び、長征参加婦人運動に活躍し、中華人民共和国成立後、全国人民大会代表、全国婦女連合会副主宰となる。(一九一二‐九二

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「康克清」の意味・わかりやすい解説

康克清
こうこくせい / カンコーチン
(1912―1992)

中国の政治家。朱徳(しゅとく/チュートー)の妻。江西(こうせい/チヤンシー)省万安県出身。1926年共産主義青年団に参加。1928年紅軍の朱徳の部隊に入り、翌1929年朱徳と結婚。井岡山(せいこうざん/チンカンシャン)で毛沢東(もうたくとう/マオツォートン)と合流。1931年中国共産党入党。1934年長征に参加。1937年延安(えんあん/イエンアン)の抗日軍政大学に学ぶ。1951年新中国の児童擁護委員会秘書長。1953年全国婦女連合会常務委員。1955年同会書記、政治協商常務委員。1977年党中央委員。1978年政治協商副主席、婦女連合会主席。1980年人民代表大会常務委員。1982年党中央委員。1982年(昭和57)中国婦人代表団団長として訪日。1983年政治協商副主席。1985年引退。

[高市恵之助・渋谷 司]

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世界大百科事典(旧版)内の康克清の言及

【中華全国婦女聯合会】より

…最高の議決機関は5年に1度開催の全国婦女代表大会で,基層組織は,都市の居民委員会,農村の村民委員会段階における基層婦女代表会である。84年現在における全国婦聯主席は康克清。【小野 和子】。…

※「康克清」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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