康寧(読み)こうねい

精選版 日本国語大辞典 「康寧」の意味・読み・例文・類語

こう‐ねい カウ‥【康寧】

〘名〙 (形動) やすらかなこと。平穏無事であること。また、そのさま。安寧
※玉造小町子壮衰書(10C後)「欲孤寡之嫗、孰子数歳有康寧
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉二「安楽康寧の福を消受することを得たり」

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デジタル大辞泉 「康寧」の意味・読み・例文・類語

こう‐ねい〔カウ‐〕【康寧】

[名・形動]やすらかなこと。平穏無事であること。また、そのさま。安寧。
「安楽―の福」〈中村訳・西国立志編

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普及版 字通 「康寧」の読み・字形・画数・意味

【康寧】こう(かう)ねい

やすらか。〔書、多士〕我一人、を奉ずること康ならざるに非ず。時(こ)れは惟(こ)れ天の命なり。ふこと無(なか)れ。

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