廉譲(読み)レンジョウ

デジタル大辞泉 「廉譲」の意味・読み・例文・類語

れん‐じょう〔‐ジヤウ〕【廉譲】

清廉で、よく人に譲ること。

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精選版 日本国語大辞典 「廉譲」の意味・読み・例文・類語

れん‐じょう‥ジャウ【廉譲】

  1. 〘 名詞 〙 心が潔白で、よく人にゆずること。
    1. [初出の実例]「偏忘廉譲(レンジャウ)之思、深淫色欲之心」(出典源平盛衰記(14C前)三八)
    2. [その他の文献]〔潜夫論‐遏利〕

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普及版 字通 「廉譲」の読み・字形・画数・意味

【廉譲】れんじよう(じやう)

心清く、ひかえめ。〔潜夫論、遏利〕世人の論ずるや、讓を貴びて、財利を賤しまざる靡(な)し。其の行ふにんでは、多くを釋(す)てて利に甘んず。

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