廬原臣(読み)いおはらのおみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「廬原臣」の解説

廬原臣 いおはらのおみ

?-? 飛鳥(あすか)時代の武人
駿河(するが)(静岡県)の人。錦江下流沿岸の州柔城(つぬさし)を唐(とう)(中国)・新羅(しらぎ)(朝鮮)連合軍に攻められた百済(くだら)(朝鮮)王の余豊璋(よ-ほうしょう)救援のため,天智天皇2年(663)兵士1万余をひきいて渡海したが,白村江(はくそんこう)(錦江河口付近)の戦いで連合軍に敗れた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android