延喜御記(読み)えんぎぎょき

精選版 日本国語大辞典 「延喜御記」の意味・読み・例文・類語

えんぎぎょき【延喜御記】

  1. 醍醐天皇日記。平安前期、寛平九年(八九七)から延長七年(九二九)までの政務儀式などを記す。原本は二〇巻あり、清涼殿の日記の御厨子に保管されていたという。諸書に引用された逸文のみ現存醍醐天皇御記。醍醐天皇宸記。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の延喜御記の言及

【醍醐天皇御記】より

…醍醐天皇の日記。《延喜御記》などともよばれる。もと20巻あったと伝えるが,今は散逸して,わずかに《延喜天暦御記抄》の中に一部分が残るほか,897年(寛平9)より930年(延長8)の間の逸文を拾うことができる。…

※「延喜御記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む