延喜御記(読み)えんぎぎょき

精選版 日本国語大辞典 「延喜御記」の意味・読み・例文・類語

えんぎぎょき【延喜御記】

  1. 醍醐天皇日記。平安前期、寛平九年(八九七)から延長七年(九二九)までの政務儀式などを記す。原本は二〇巻あり、清涼殿の日記の御厨子に保管されていたという。諸書に引用された逸文のみ現存醍醐天皇御記。醍醐天皇宸記。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「延喜御記」の意味・わかりやすい解説

延喜御記
えんぎぎょき

醍醐天皇御記」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の延喜御記の言及

【醍醐天皇御記】より

…醍醐天皇の日記。《延喜御記》などともよばれる。もと20巻あったと伝えるが,今は散逸して,わずかに《延喜天暦御記抄》の中に一部分が残るほか,897年(寛平9)より930年(延長8)の間の逸文を拾うことができる。…

※「延喜御記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android