延縮(読み)えんしゅく

精選版 日本国語大辞典 「延縮」の意味・読み・例文・類語

えん‐しゅく【延縮】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物を引き延ばしたり、縮めたりすること。
  3. 時期を延ばしたり、早めたりすること。
    1. [初出の実例]「大嘗会臨期延縮之条」(出典玉葉和歌集‐寿永三年(1184)六月二四日)

のべ‐ちぢめ【延縮】

  1. 〘 名詞 〙 のばしたり縮めたりすること。伸縮。のべしじめ。
    1. [初出の実例]「四畳半にて短尺、硯など置て、詩歌等客によりてあることなり。亭主ののべちぢめ肝要也」(出典:南方録(17C後)滅後)

のべ‐しじめ【延縮】

  1. 〘 名詞 〙 のばしたり縮めたりすること。自由勝手にふるまうこと。また、かけひきをすること。
    1. [初出の実例]「北の方の御心にまかせて、のべしじめし給ふ」(出典:落窪物語(10C後)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む