デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「延義」の解説 延義 えんぎ ?-? 平安時代前期の僧。大和(奈良県)薬師寺で三論をひろめる。学僧として知られ,昌泰(しょうたい)(898-901)のころ七大寺の僧があつまった東大寺天地院の講義では,だれも異義をとなえなかった。そうしたなかで老翁が突然あらわれ,三つの質問をした。それに全部こたえると,自分は文殊(もんじゅ)だといってきえたという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例