廻米船(読み)かいまいせん

精選版 日本国語大辞典 「廻米船」の意味・読み・例文・類語

かいまい‐せんクヮイマイ‥【廻米船】

  1. 〘 名詞 〙 米を運送する廻船江戸時代では、幕府城米、各藩の蔵米民間納屋米を運送する船を総称するが、城米や蔵米を運送する場合は御廻米船ともいう。
    1. [初出の実例]「御廻米船積湊へ差向候上、万一故障之筋にて空船不用に相成候はば」(出典:日本財政経済史料‐一・財政・輸米・漕米規則・寛政四年(1792)九月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む