弁利(読み)べんり

精選版 日本国語大辞典 「弁利」の意味・読み・例文・類語

べん‐り【弁利・辯利】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 物事をよくわきまえていること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「Benri(ベンリ)〈訳〉思慮深いこと」(出典日葡辞書(1603‐04))
  3. 弁舌が巧みであること。弁舌巧みに説くこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「貴人・公子に寵せらるる辨利のもののたぐへなるべし」(出典:俳諧・葛の松原(1692))
    2. [その他の文献]〔荀子‐解蔽〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「弁利」の読み・字形・画数・意味

【弁利】べんり

巧説

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