弁巧(読み)ベンコウ

デジタル大辞泉 「弁巧」の意味・読み・例文・類語

べん‐こう〔‐カウ〕【弁巧/×辯巧】

物言いの巧みなこと。口先のうまいこと。「―にまどわされる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弁巧」の意味・読み・例文・類語

べん‐こう‥カウ【弁巧・辯巧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 物言いのたくみなこと。口さきのうまいこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「一旦其辯巧(ベンコウ)に惑て頻に賞歎す」(出典報徳記(1856)六)
    2. [その他の文献]〔裴‐崇有論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「弁巧」の読み・字形・画数・意味

【弁巧】べんこう(かう)

言いまわしがうまい。〔晋書、裴伝〕辯巧のぶべく、似象の言は惑はすに足る。

字通「弁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む