弁当始(読み)べんとうはじめ

精選版 日本国語大辞典 「弁当始」の意味・読み・例文・類語

べんとう‐はじめ ベンタウ‥【弁当始】

〘名〙 一年遊山の始めの意。昔、京都で、陰暦一月一九日から二五日まで(現在は四月一九日から二五日)の法然上人の御忌(ぎょき)には、とりわけ知恩院が参詣者でにぎわい、これを年中遊覧の始めとした。⇔弁当納。《季・春》 〔俳諧・俳諧歳時記(1803)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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