弁当始(読み)べんとうはじめ

精選版 日本国語大辞典 「弁当始」の意味・読み・例文・類語

べんとう‐はじめベンタウ‥【弁当始】

  1. 〘 名詞 〙 一年遊山の始めの意。昔、京都で、陰暦一月一九日から二五日まで(現在は四月一九日から二五日)の法然上人の御忌(ぎょき)には、とりわけ知恩院が参詣者でにぎわい、これを年中遊覧の始めとした。⇔弁当納。《 季語・春 》 〔俳諧・俳諧歳時記(1803)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む