弄筆（読み）ロウヒツ

デジタル大辞泉

ろう‐ひつ【弄筆】

１ 文を必要以上に飾って書くこと。
２ 事実を曲げて書くこと。曲筆。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

ろう‐ひつ【弄筆】

〘名〙

① 筆をもてあそぶこと。不必要に飾った文章を書くこと。〔論衡‐佚文〕

② 事実をまげて書くこと。曲筆。〔晉書‐赫連勃勃載記〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【弄筆】ろうひつ

筆にまかせて書く。宋・劉克荘〔歳晩、事を書す、十首、二〕詩　日日、書を抄して門を出づるに懶(ものう)し　小窓に筆を弄して、昏に到る

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出典　平凡社「普及版 字通」