曲筆(読み)キョクヒツ

精選版 日本国語大辞典 「曲筆」の意味・読み・例文・類語

きょく‐ひつ【曲筆】

  1. 〘 名詞 〙 事実をいつわって書くこと。また、その文章。⇔直筆(ちょくひつ)
    1. [初出の実例]「曲筆(キョクヒツ)大かた人やきらふらん」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)一)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐臧洪伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「曲筆」の読み・字形・画数・意味

【曲筆】きよくひつ

故意に事実をまげてしるす。〔後漢書、臧洪伝〕昔、晏嬰(あんえい)志を白さず、南曲筆して、以て存することを求めず。故に身、圖像に傳へられ、名、後世に垂る。

字通「曲」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む