弄臣(読み)ろうしん

精選版 日本国語大辞典 「弄臣」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しん【弄臣】

  1. 〘 名詞 〙 君主のなぐさみものとなる臣。主君のなぐさみものとしての家来
    1. [初出の実例]「唯だ祿により官にさへられて、本心ここに放失し世の弄臣となれるなるべし」(出典:山鹿語類(1665)二一)
    2. [その他の文献]〔史記‐申屠嘉伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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