日本歴史地名大系 「弓張平遺跡群」の解説 弓張平遺跡群ゆみはりだいらいせきぐん 山形県:西村山郡西川町志津村弓張平遺跡群[現在地名]西川町志津東を大越(おおごし)川、西を四ッ谷(よっや)川に限られる、姥(うば)ヶ岳火山噴出物で構成される泥流台地にある。基底近くに寒河江(さがえ)川の礫層がある。標高六〇〇メートル前後にA―K遺跡群、一一ヵ所が確認されている。これらのうち五ヵ所が昭和五二年(一九七七)から同五五年にかけて弓張平公園の造成に伴って発掘調査された。A遺跡は縄文時代早期田戸下層と上層式の時期に属し、住居跡二棟・土壙八基、二二ヵ所の遺物ブロックが確認されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by