弓矢の長者(読み)ユミヤノチョウジャ

デジタル大辞泉 「弓矢の長者」の意味・読み・例文・類語

ゆみや‐の‐ちょうじゃ〔‐チヤウジヤ〕【弓矢の長者】

弓術に長じた人。また、弓矢の家の長たる人。武家棟梁とうりょう
将軍と申すは―にて」〈太平記・二七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「弓矢の長者」の意味・読み・例文・類語

ゆみや【弓矢】 の=長者(ちょうじゃ)[=棟梁(とうりょう)

  1. 弓矢の道にすぐれている人。また、弓矢の家の頭たる人。武家の棟梁。将軍。
    1. [初出の実例]「将軍と申すは弓矢の長者にて、海内の衛護の人也」(出典:太平記(14C後)二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android