弓矯め(読み)ユダメ

デジタル大辞泉 「弓矯め」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐だめ【弓矯め/×檠】

弓の弾力を強くするために弓幹ゆがらめてそらせること。また、弓の材の曲がっているのを矯正すること。また、それに用いる道具。ゆみため。

ゆみ‐ため【弓矯め】

ゆだめ

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精選版 日本国語大辞典 「弓矯め」の意味・読み・例文・類語

ゆ‐だめ【弓矯・檠】

  1. 〘 名詞 〙 弓の弾力を強くするために、弓幹(ゆがら)を曲げてそらせること。また、曲がっている弓の材を、真っすぐに改めること。また、そのために用いる道具。ゆみため。
    1. [初出の実例]「侍藤五君、召ししゆだめはなど問はぬ、ゆだめも篦矯(のだめ)も持ちながら、讚岐松山へ入りにしは」(出典梁塵秘抄(1179頃)二)

ゆみ‐ため【弓矯・檠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ゆみだめ」とも ) =ゆだめ(弓矯)〔十巻本和名抄(934頃)〕

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